Apr 25, 2011

ハノイは巨大迷路 迷ったあとのハノイビールが旨い

泊まるホテルから地球物理学研究所まで2,5km 歩くにちょうどよい距離、しかも曇り空で、日差し弱く、雨もない。車道は埃ぼっいし、一応は地図も読める。路地裏の近道を歩く。しかし、ハノイの路地裏は必ずしも通り抜けると限らない。まさに巨大迷路。何度も個人の家に突き当たり退却。電柱も当てにならず、電話線も留まっていた。それでもどうにか車道に戻り、研究所にたどり着く。決して近回りにならず。
帰り道、仇討ちを狙って、再び挑戦、でも返り討ちにあう。しかし、巨大迷路で苦戦したあとに、通い慣れた屋台で冷えたハノイビールが待っていた。感謝

Jan 4, 2011

2011年 おめでとうございます.

年末から寒波に襲われ,寒い正月になりました.さて,あと1年の大学生活.いかにと考えましたが,いまさら大変身もできません.これまでのペースで取り組むしかありません.
今年の賀状は昨年9月に水田で見つけた小さなトンボの写真にしました.農薬は田植え直後だけの水田ゆえに田の草取りに苦戦していますが,そんな苦労が忘れられるほっとした1シーンでした.

Oct 30, 2010

スマトラのアチェでの津波体験を残すために

説明を追加
地震学会の定例講演会で広島に足を運んだ。高校の修学旅行以来。ほぼ
半世紀ぶり。その時被爆の怖さを感じた原爆資料館の前は訪れる団体のバスが溢れていた。これだ!2004年スマトラ地震津波で津波を売りにしたTシャツを津波後に即座に売りにして顰蹙を買ったアチェ市民だが、あなた方が体験した深い悲しみはいくら高くても高くない。もっと売るべきだ。あなたたちも地震にめげることない新たな歴史を拓いたのだから。

Oct 10, 2010

京都といえば赤垣屋

京都での火山学会で大津に二泊した。ただ単に三連休で宿が取れなかっただけ。二泊とも川端通りの赤垣屋にお世話になった。通の飲み屋はでしゃばり、バイトだけの飲み屋は気が利かず飲んでいても疲れる。赤垣屋は無視しながらも、きちんと配慮する。しかも、つまみとコップ酒一杯で千円、のんびりと気楽に飲める。札幌のオシドリ、上野の青龍、京都の赤垣屋、名古屋は嘉文かベンガラ屋、ともに大衆居酒屋ながら近い。

Oct 8, 2010

人の顔が見える火山観測体制の確立を

火山学会の秋季大会前日に火山観測に関する集会が開かれた.火山国日本と言いながらも気象庁がきちんと火山活動の観測をしているのがわずかに47火山,しかも多くは地震観測1点という貧しい状態である.先進国といいながらも教育と同様に火山観測も置き去りにされている.しかも,困ったことはその観測体制のなかに人の顔が少しもみえないことである.観測を強化したと言いながらも,測候所が全国から消えようとしている.地元に火山を見つめる人がいるのが最大の観測ではないだろうか.

Oct 3, 2010

10年ぶりに上高地から焼岳へ

焼岳から遠ざかっていた。山に機材を持ち上げるのが辛くなったからである。どうしても焼岳に登らざるを得ない理由があり、森林署の人と焼岳に登る。前夜はこれまた懐かしい中の湯、風呂から見える穂高が素敵だった。そして四苦八苦して中尾峠に登る。峠はしっかりとササが茂っていた。昔を懐かしみながら頂上を見上げれば、そこらじゅうから噴気が上がっていた。

Sep 5, 2010

「小さな秋 見つけた」 稲刈り前の田んぼで

今年は台風の襲来もなく、水田の稲も順調に育ち,あと一ヶ月ほどで稲刈り。朝早く水田を回れと、こんな微笑ましいシーンを見つけた。早朝のデート,ハネムーン。米粒ほどのトンボでも命が宿っていた.絶滅の危機にあると言われながらも,彼らも頑張っている.彼らの次世代が巣立ちするころ、稲刈りとなる。

Aug 31, 2010

スマトラのシナブン火山噴火

スマトラのトバ湖の北方に位置するシナブン火山が8月29日に噴火した.この火山は最後の噴火が1707年,400年前である.インドネシアでは当然ながらいかなる監視もされていなかった.まだ噴煙は上空2000mほど.一部では溶岩流出の情報もあるが,確認されていない.噴火と同時にインドネシア火山調査所も地震計を設置している.最近噴火がない火山といえ,火山活動の監視は,火山国では絶対に必要なことである.(写真はアンタラ通信による)溶岩流出を伝えるサイト しかし火山調査所は未確認 

Aug 26, 2010

王滝山頂にも地震計を設置

昨日に引き続き、御嶽山登山。当然ながら足は重い。九人も登れば、年寄りは空身。それでも王滝山頂まで三時間。着いた時にはすでに穴も掘り終っていた。西風ながら、硫黄臭は強い。下りですら二時間、四時に帰途に着くが、疲れ果てた身体で下山後三時間の運転もキツかった。初雪の頃に撤収する。

Aug 24, 2010

御嶽山八合目に地震計を設置

JICA研修生に御嶽火山の話をしたところ、登りたいというリクエストが上がった。どうせ登るなら地震観測はいかがと中道さんが乗ってきた。そんなことで、本日、八合目に登る。モスリムの二人も断食を中断して登る。曇り空は暑くなく快適、だが不摂生の身にはこたえる。明日は王滝山頂に設置する。