Nov 15, 2009

携帯を持った猿

今年もアチェのGPS観測では地元シアクラ大学の応用物理を学ぶ学生が案内をしてくれた。しかし、昨年以上に英語が通じない、ほとんど通じないに近い。そのくせ、朝から晩まで携帯で通話に戯れていた。ベッドに寝転びながら携帯をしている様はとても尋常ではなかった。日本でいえば、高校生のレベルである。京都大学の正高氏は「ケータイになったサル」と表していたが、まさにそのとおりである。文化が発展しない状況でケータイを持つことは恐ろしいと実感した。