Oct 8, 2009

台風18号とマスメディア 1991年雲仙岳噴火の教訓

大型台風18号が列島縦断、被害は少なく災害日本も成熟しつつあるとの報道もある。しかし、テレビ報道でなぜ警報下で記者が外に出て中継が必要だろうか。 たしかに凄い風が吹いていることを知らせるに強風下での報告が臨場感がある。しかし、1991年雲仙岳噴火の火砕流でマスメディアの関係者で多くの犠牲となったことも忘れてはいけない。かの気象庁の職員も2000年有珠山噴火では決して立ち入り禁止域に入らなかった。危険な現場でのマスメディアの報道、真相レポートよりも他社との競争が根底にありそうだ。