Oct 25, 2009

私の四人の親父

私の親父は、きっすいの国鉄マンだった。亡くなってから、駅で荷役をやってきた人が訪ねてきた。確かに若い人には非常に親切だった。しかも積極的で63歳で自動車の免許を取得している。
しかし、私にはまだ同年代の大先輩、3人の親父がいる。一人は大学の恩師、村松郁栄さん、岐阜に来てから濃尾地震と根尾谷断層の研究に没頭した。一人は、横山泉さん、教えてもらっていないが、現在もJICAの研修に講師をやってもらう。彼は大学で技術者を育て、未だに気取らない人だ。そして最後は山下文男さんだ。現在も人々の歴史を取材し、自分の生きた時代を伝えようとする。
私もそろそろ後ろ姿が見られる年代を迎える。4人の親父たちを見習いたいものだ。