Oct 25, 2009

御嶽山火山噴火緊急減災対策

国土交通省のもとで、御嶽山火山噴火緊急減災対策会議が立ち上がった。御嶽山は岐阜と長野の県境にあるだけに噴火対策も極めて微妙だ。一県だけでなく、きちんと協議が費つ余王である。
今年も夏の調査から御嶽山の火山活動で新たな認識が生まれた。最近1万年間に最低4回の火砕流を伴うような噴火があったこと、そのうち一つの火口は継子岳より北側とも推定される。年々、改まる火山活動の認識に対応できる噴火減災対策が必要である。
また、この地域の大規模な過疎化により、夏季には住民よりも多くの観光客が滞在する。観光客にも目を向けた減災対策が求められている。